相互リンクとYST
Yahoo!JapanとGoogleが検索エンジンの提携をすると発表がされたあと、「YST」というYahoo!Japanの検索エンジン専門にSEOを請け負っていた業者の間に電撃が走りました。それまでは、GoogleとYahoo!Japanは別々のアルゴリズムに従った検索エンジン結果を表示していたので、別々の方法でのSEO対策をしなくてはいけませんでした。しかし、Google新時代となったことでSEO対策としては、被リンク(相互リンク)を増やすことで単純に対応ができるようになったと言えます。Yahoo!Japanは、かつてディレクトリ登録をするために数万円から数十万円単位の登録料をYahoo!Japanに支払わなくてはならないという方法でサイトを管理してきました。この登録料金のあるなしでかなり登録から表示までの時間が変わってきていたので、個人サイトなどにとっては厳しい状態であったと言えます。しかし、Googleはずっと無料で検索エンジンの対策をしてきたわけですから、今後はいかに適切な対策をしていくかどうかが重要なポイントとなってきます。
しかし反対に考えれば、それまでは「お金さえ払えば」サイトが上位に登録されることもできていたという状態がなくなるので、きちんとしたサイト作りが求められてゆくことになります。Yahoo!Japanから多くアクセスを獲得することができていなかったという人は、これからのサイト作成手段がとても大切になります。